09.05
日本と世界の最新情報(26)
2014-12-12 日本と世界の情報ブログより
(26)八咫烏はユダヤにカッバーらの流れを汲む秘密結社だった
八咫烏は鴨建角身命(かもたけつぬみのみこと)と言う鴨氏の始祖の化身だと信じられていて、その子孫である鴨氏が裏神道の総元締めとして、代々天皇家の祭祀を一手に受け持ってきた。鴨氏は縄文・弥生時代から存在する大祭司の一族である。始皇帝の時代(紀元前3世紀)に徐福の集団が日本にやってきた時、彼らを束ねたのが物部中の物部だった海部氏(あまべし)で、祭礼や葬儀を仕切ったのが四国の忌部氏だった。その物部の王が、熊襲を含む西日本を治めてきた琉球民族に婿入りしたのが徐福だった。彼は後に饒速日命(にぎはやひのみこと) と呼ばれ、奈良県纏向に朝廷を置く。卑弥呼はその末裔であり、台与もその親族である。
その頃、八咫烏は裏に回って女王を支えていたが、同盟を結んでいた魏の力が弱まると、狗奴国(くなこく)の蝦夷が邪馬台国に攻め込んできた。邪馬台国を狗奴国から守るために、八咫烏は朝鮮半島で渡来の時期を待っていた神武天皇(応神天皇)に要請の使者を送る。この八咫烏がのちの鴨氏になる。丹後の一の宮として知られる籠神社(このじんじゃ)の秘伝では、神武天皇・崇神天皇・応神天皇はすべて同一人物とあり、鴨氏はのちに、渡来してきた応神天皇と秦氏達を受け入れたとき大きく変貌する。特に、原始キリスト教のエルサレム教団の祭司集団の流れを汲む秦氏の影響を強く受け、最終的に聖徳太子の時代(6~7世紀)に陰陽道の呪術者、つまり陰陽師集団として組織される。これが秘密結社「八咫烏」の正体である。
陰陽道は森羅万象を陰と陽によって説くものであるが、陰陽道にも陰と陽がある。表の陰陽道を「迦波羅(かばら)」といい、裏の陰陽道を「漢波羅(かんばら)」と呼んでいる。迦波羅とはユダヤ教神秘主義「カッバーラ」のことであり、漢波羅とは「カバリスト」のことである。要するに、八咫烏は漢波羅秘密結社であり、古代から連綿と続く、日本における古代ユダヤ人組織なのである。組織の構成員は約70名である。その中枢になっているのは「十二烏」と呼ばれる上部組織の12人で、さらにその上の最高位に「大烏」世呼ばれる人たちがいる。大烏は3人存在し、3人で「金鵄」と呼ばれ、彼らがそろうことで裏天皇として機能する。そして、表の天皇が定められた祭祀ができないときに、この3人の金鵄が天皇に代わって祭祀を行う。上位の金鵄、大烏を除いた八咫烏は「烏天狗」と呼ばれる人達で、主に外部との伝令役をしている。彼らは戸籍を持っていないので、出生届も出さなければ死亡届も出さない。いわば、社会に存在しない人たちなのである。原始キリスト教のエルサレム教団の祭司集団の流れを汲む八咫烏の人達は、イスラエル12支族のうちレビ族の末裔であり、八咫烏の組織的ルーツはイエス・キリストの12使徒なのである。
八咫烏が物部氏と秦氏が混然一体となった理由は、ソロモン王の死後、イスラエルが南北に分裂した際、レビ族も両方に分かれたからである。12使徒の中で「イスカリオテのユダ」と言う者がいて、彼はイエス・キリストを銀貨30枚で敵対するユダヤの祭司長らに売り渡した。弟子が主を裏切ったのである。そのため、イエス・キリストは捕えられ、法廷へと連行され、死刑を言い渡される。イエス・キリストはむち打ちなどの仕打ちを受けた後、ゴルゴダの丘で十字架に磔にされ絶命する。判決でイエス・キリストが有罪になったことを知ったユダは激しく後悔し、首を吊って自殺する。ユダ亡きあと、彼の後任にマティアという人が選ばれる。そして、エルサレム教団の末裔である原始キリスト教徒の一団はこうした伝統を守りながら、日本列島へとやってくるのである。実は、イエス・キリストの12使徒の中にイスカリオテのユダがいたように、八咫烏にも裏切り者がいたのである。
漢波羅秘密結社である八咫烏には次のような掟がある。 ①直接、政治にかかわってはならない ②裏で政治を動かすことがあっても、決して表には出てはならない ③拠点はあくまでも天皇が住まう京都である ④京都から出るには、必ず金鵄の許可が必要であり、自分勝手な行動をしてはいけない ⑤日本国外へ出ることは絶対にあってはならない 古来、このように厳命されてきたが、一部の血気盛んな烏たちが掟を破って、表に飛び出していく事件が頻繁に起こるようになってくる。ついに一羽の烏が国外へと渡航したのである。「覆面の八咫烏」と呼ばれる彼は、綿密に計画したうえで、夜陰に紛れて京都を脱出し、ナチス・ドイツ時代のベルリンを目指したのである。現地に着くと、彼は、仕事に取り掛かった。その仕事とは、預言の奥義である「八咫烏秘記」を利用して政治工作を行うもので、カッバーラを熟知している彼にとってナチス・ドイツの中枢に食い込むことは難しくなかったのである。その結果、総統アドルフ・ヒトラーを動かすことに成功し、ユダヤ民族殲滅のホロコーストにも関与することになる。なぜ、彼がナチス・ドイツの中枢に入って行くことができたのか? その謎のカギは、ヒトラーを育てたカール・ハウスホッファーにある。
→詳しくは私のブロク「地底人の謎について」を参照してください。