2017
08.03

水の試練・火の試練 2017

地球環境, 自然

水の試練・火の試練 2017 : 今日も明日も空にはジーザス。そして、地表は火に焼き尽くされ、水に洗い尽くされ
In Deepさんのサイトより   2017.7.29
<転載開始>

ルーマニアの宗教学者ミルチャ・エリアーデ著『世界宗教史〈1〉』より
洪水の原因は人間の罪であると同時に世界の老朽化であることが確認される。
宇宙は、生存し、生産するという単なる事実によって、しだいに退化し、ついに衰亡するのである。これゆえに、宇宙は再創造されなければならないのである。
言いかえれば、洪水は新しい創造を可能にするために「世界の終末」と罪に汚れた人間の終末を大宇宙の規模で実現するのである。

日月神示 水の巻 第十三帖より
火と水と申してあろうがな。火続くぞ、雨続くぞ、火の災いあるぞ。火のお蔭あるぞ、水の災い気つけよ。
火と水入り乱れての災いあるぞ、近くなったぞ。
火と水の御恵みあるぞ。一度は神の事も大き声して言えん事あるぞ、それでも心配するでないぞ。富士晴れるぞ。

大規模な火災に見舞われている南フランス 2017年7月25日

大規模な大洪水で多数の死者が出ている中国陝西省スイテー県

相変わらず空には

 最近、世界各地で「大火災」と「大洪水」が入り交じって発生しているのですけれど、今回の記事ではその状況をお伝えしたいと思います。

 その意味はたとえば、「偶然そうなっている」ということも言えますでしょうし、あるいは、冒頭に載せましたような、かつて宗教学者が「洪水は宇宙の再創造の始まりだ」と述べていたり、日月神示では、火と水の入り乱れた災いがあると「近くなったぞ」と言っていたりする場合もあるということがあります。  実際、今年ほど「大規模な水の災害と、大規模な火の災害が同時に発生し続けている年」というのは過去になかったと思います。  これほど世界各地で常に火災と洪水が起き続けているという状況はなかなかのものです。 ところで、その前に昨日の記事

 ブラジルに出現したジーザスを見ながら、世界の富裕層たちが信じている「終末の世界地図」をも見てみよう 2017/07/27

との関連でふたつの事例を追加でご紹介しておきたいと思います。 前回の記事では、ブラジルのオリシミナという街の上空に出現した雲のような、あるいは光の現象のような下の写真について少しふれました。 その後、意識的に「空で撮影されたもの」を見て回っていましたら、ずいぶんと「イエスらしき雰囲気」を持つ空の情景というものが撮影されているようで、それぞれ撮影日時や場所が曖昧ですし、リアルかどうかもチェックしていないですが、見た目はわりと興味深いものですので、ご紹介しておきます。

米国フロリダ州ジャクソンビル

このジャクソンビルのものは、動画で撮影されたもので、それを短く編集したものがこちらです。 そして、アメリカでもう1枚。7月12日にやはりアメリカで撮影されたものです。

2017年7月12日 米国(詳細な場所等不明)

 どちらも、太陽からの光線の度合いで作られるたぐいのものかもしれないですし、神様の降臨かもしれないですし、それはわかりません。わかりませんので、それ以上の論評はいたしませんが、リアル、アンリアルを含めて、空にいろいろと出現する時代のようです。

 というわけで、「世界の火と水の試練」の現状です。 これらは。継続しているものも含めて、2017年7月28日までの「たった1週間」の間の出来事です。そして、この状態が7月に入って以来、継続しています。

 水の試練と火の試練 2017年7月28日までの1週間

 ひとつひとつ丁寧にご紹介する余裕がないほど、現在の世界は「水と火の洗礼」を受けまくっていますが、現状だけを取りあげます。 これがどういうような意味なのかは、それぞれの解釈というようなことになると思います。この世には、合理的な解釈もあれば、神秘学的な解釈もあります。

《火》 南フランスの大規模火災

 フランス南部のリゾート地コートダジュールなどで、この1週間ほど山火事が相次いで発生し、ここ数日間では、鎮火するどころか 12000人に非難命令が出されるまでになっています。 世界屈指の観光地コートダジュールやコルシカ島では、ビーチから炎と煙が見える状態となっています。 7月28日時点では、フランス当局から鎮火などの発表はありませんので、いまだに拡大しているようです。

《火》 7月に入ってから絶えることがない史上最悪級の米国カリフォルニアの森林火災 現在 カリフォルニアだけで5000人の消防士が消火活動中

7月に入ってから、高温と極端な少雨のためにアメリカの西部では各地で山林火災が発生していますが、カリフォルニアでは、この1ヶ月近く火災が発生していなかった日は一日もなかったのではないかというほど各地で大規模火災が発生し続けています。 現在起きているカリフォルニアの山林火災は、期間と被害規模では史上最悪級といえるものかもしれません。

《水》 トルコ・イスタンブールの「雹嵐」による大洪水 トルコの首都イスタンブールでは、7月27日、この地で過去に経験したことのないような雹(ひょう)嵐に見舞われて、その雹が厚さのために溶けた後に、大規模な洪水と鉄砲水に襲われました。 ちなみに、雹のサイズはゴルフボールほどにもなり、車や家が軒並み破壊されたと報じられています。 《水》 拡大する一方の中国の北西部の大洪水

中国のこの時期の洪水は、今では「風物詩」となっていて、それほど驚くことではないかもしれないですが、それでも現在の中国北西部の山西省や陝西省などで続いている洪水は、現在まで多数の死者を含む大きな被害を出している上に、今後も豪雨は何度も訪れると考えられ、終息するのはまだ先になりそうです。

《水》 ノルウェーの西部の洪水

ノルウェー西部で洪水が発生していて、特にストリン(Stryn)という場所では、かなり大規模な洪水となっているようです。 《水》 アメリカの各地で毎日発生している洪水 米国ミズーリ州インディアンクリーク 7月27日

 これはカンザスシティ近郊での豪雨による大洪水の報道ですが、このような突然の豪雨による突然の洪水はアメリカでは文字通り「毎日」起きています。 今年は日本でも同じような事例が数多く発生していますが、面積の広いアメリカでの発生数は桁違いです。

《水》 ロシア各地の洪水

 ロシアも南部を中心に「毎日」どこかで洪水が発生しています。今のロシアの天候が徹底的に荒れていることを示していると思われます。 ロシア・ヴォログダ州 7月26日 《水》タイ各地の洪水

最近のタイの洪水は珍しいものではないですが、今年も大きな規模の洪水が各地で発生しています。 《火》カナダ・ブリティッシュコロンビアの大規模火災

 カナダのブリティッシュコロンビア州でも、7月に入って以来、各地で森林火災が発生し続け、7月7日には非常事態宣言が発令されました。 この頃は「毎日 100カ所以上で新たな火災が発生している」という状況でした。 数万人が避難していますが、現時点でも完全な鎮火はされていないようです。 《水》ガーナの洪水

 アフリカでも、この7月は地域により大きな洪水が度重なり起きています。写真は、ガーナの第3の規模の都市タマレという街が大洪水に襲われている様子です。アフリカについては詳しいことはわかりにくいでいすが、気候が荒くなっているのは、アフリカも他の地域と同じです。 うーん・・・ほんの1週間分洪水との山林火災のご紹介なら大した量ではあるまいと思って始めましたら、とんでもないことになってきています。

 これでも「半分もご紹介できていない」からです。特に、アメリカとロシアでは相当な地域毎日洪水の報道があるのですが、ちょっと網羅するのは無理そうです。  時間的に今回はここまでとさせていただきますが、他に、現在モンスーンの時期のインドは例年を上回る激しい洪水により約 200名の方が亡くなっています。  他のモンスーンの影響下にある南アジアの国々も状況は似たようなものだと考えられますが、今年はとにかく雨が激しいです。  それは、日本の例を見ていても十分にわかりますが、しかし台風やハリケーンの本番がこれからであるように、「北半球の今年の試練」はこれからです。

 正直に書けば、日本を含めて、今後「被害なし」という状況で進むと考えるのは厳しいものがあり、程度の問題はあれ、何らかの影響を受けそうです。

 そして、北半球の全体が似たような状況にあると考えますと、いろいろな意味で今年はすでに「地獄の夏」というような状態ともいえるのかもしれません。

<転載終了>