2017
06.24

自動車は “走る電子レンジ”(2)

Topic, ハイブリッドカー

欧米で槍玉に上がる日本車プリウス
その後のリサーチによって以下のサイトを見つけたので、ぜひご紹介したい。
主にプリウスが槍玉に上がっているが、ハイブリッドカー、電気自動車、ガソリン車全般に言えることである。

車の電磁波
引用元  http://blog.minouche.jp/article/132295601.html

自動車も、今や電子制御で、ラジオやカーナビの電波も受信するので「電磁波の箱」と、なっているのだそうです。 CO2削減のため、「環境にやさしい」と開発された電気自動車や、ハイブリッド・カーはどうなのでしょう・・・?

電気自動車は、安全な乗り物か? 専門家は、電磁波が、ガンの原因になることを懸念   MailOnlineより

電気自動車は、静かに、ガレージや街や都市に、出没している。 電気自動車は、地球のために良いかもしれないが、車の磁場が、ドライバーの健康に良くないのではと、懸念している人々がいる。 ハイブリッド車や、電気自動車における電磁界の危険性は、初めての車が走り始めてすぐに、ネットの掲示板などで論じられ始めた。 ハイブリッド車の、モータへの電気の流れは、電磁場(EMF)を生成する。 多くの研究で、電磁波被ばくが、ガンや流産、子供たちの白血病等の 深刻な健康問題の、リスクを高める可能性があると、関連づけている。 電気自動車やハイブリッド車の、バッテリーと電源ケーブルは、通常、運転手と乗客の近くに配置されており、これは、電磁界への長期被ばくが避けられないことを、意味する。 世界保健機関(WHO)によると、「一部の市民が、さまざまな症状を、電磁界の低レベルの被ばくのせいにして、拡散しています。報告された症状は、頭痛、不安、自殺とうつ病、吐き気、疲労、性欲の減退、睡眠障害、頭痛、疲労感、集中力と記憶の損失が、含まれています。」 ニューヨークタイムズのジム・モタバリの報告によると、 何人かのハイブリッド車所有者が、電磁波測定器で自分の車を測定し、その結果を見て、心配しているという。 しかし、ノルウェーベースSINTEF率いる最新の研究は、これらの懸念は、大げさだと主張している。 7種類の電気自動車と、水素駆動車、ガソリン車、ディーゼル車で、実験場と道路走行中の、EMFレベルを測定した。 電気自動車の電磁被ばくは、発車時に、バッテリーのある床面近くで、最高値が計測された。 すべての測定結果は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が推奨する磁場の曝露の下限値の、20%未満だった。 センサーは、発車時の放射線と、同レベルのバーストを拾った。 頭部、胸部と足部で、測られた測定値は、推奨値の2%未満だった。ガソリン車や、ディーゼル車の場合は、安全であると考えられる曝露レベルの、約10%だった。 「心配する必要は、絶対にありません。」SINTEFの物理学者、カリ・ヘンリクセンは、言う。 車種に関係なく、車輪の回転自体が、かなりの磁界を発生させる。 今、7ヶ国の研究では、電気自動車が、推奨値より高い電磁界を発生しないとする証拠と根拠がないと、主張している。 実際に、ハイブリッド車を、測定した記事が、ありました。

トヨタ プリウスの 電磁波測定

後部右座席が、最も高かったようで、2491nT=24,91ミリガウス
スウェーデンの磁場規制値、2.5ミリガウスの、約10倍という結果に、なっています。
ガソリンを多く使わない分、目に見える排気ガスは、減るのかもしれませんが、その分、目には見えない、電磁スモッグが、発生しているのでしょう。

「ただちに、健康に被害が出るものではない」 のかもしれませんが、
長期に渡って、電磁被ばくし続けることの、体への負担を考えるのは、当然のことと思います。
特に、最初にお子さん、次に女性、最後に男性という順で、影響を受けやすいと言われます。
============   引 用 終 わ り   ==============

 さらにこの記事じたいの引用元を遡ると以下のようなフランスのサイトが出てくる。これを見ると、いかに “低燃費で快適な日本車” が電磁波の危険性の観点からは欧米で目の敵のように叩かれているかがわかる。こうした事情を日本の国民は何一つ知らないまま、当たり前のように快適なプリウスを乗りまわしている。


(くまチューブ)