08.31
朝鮮半島統一(韓国北朝鮮)は世界が怖れる最悪のシナリオ
日本ではあまり知られていないようですし、朝鮮半島ではほとんど全く知られていませんが、朝鮮半島の統一は世界が怖れ、何とか先送りにしているのが現実です。
その理由は絶望的な未来しか予測出来ないからです。
これには前例があります。既に四半世紀も昔の話になりましたが、東西ドイツの統一です。
ベルリンの壁崩壊によって、半世紀近く断絶状態にあったゲルマン民族が自由に往来出来るようになりました。
最初に起こった大きな変化は、旧東ドイツから大勢の人々が旧西ドイツの大都市に流入した事でした。 当初は歓迎されましたが、労働力が過剰となり失業者が溢れたのです。
失業者の中には多くの旧西ドイツ市民がいました。もっぱらブルーカラーの中でも不良労力者がクビになるケースが多かったようです。 街に溢れた旧西ドイツの元不良労力者達はせっかくの統一が自分達を失業させた事に不満を募らせますが、そのはけ口はユダヤに向かいました。ネオナチの台頭です。 治安は乱れました。しかしその後、急速に回復します。
理由は旧西の大都市に流入してきた人々の帰還です。
統一当初は憧れの西での豊かな生活を求めて故郷を離れた人々が、故郷の生活水準が急激に改善されている事を知ったからでした。
そうして西の失業者が激減し、ネオナチも衰退し平穏が回復したのです。
これは当時世界第3位のGDPを誇り、論理的かつ冷静なゲルマン民族の話です。
「旧東ドイツを吸収しても新生ドイツ経済は問題ない」と国際社会が評価し、信頼したからこその話なのです。事実、新生ドイツは社会補償制度は破綻しましたが、経済力は見事に回復し、国際社会の信頼に応えたのです。
果たしてコリアンに同じ事が出来るでしょうか。
少なくとも国際社会は全く信頼していません。ゲルマンとは全く比較にならないのです。極めて感情的であり、短絡的でヒステリックな民族です。 更には経済力でもドイツのような絶対的ブランド力はありません。
万が一北を吸収した場合には共倒れになるのは目に見えています。
旧西ドイツは毎回百点近い成績を過去何十年も続けてきた世界的優等生でした。
そこに60点をキープしてきた旧東ドイツが吸収されました。その後は旧東ドイツも劇的に成績を上げ、結果的に新生ドイツは百点近い成績を維持したのです。
一方、成長著しい韓国ではありますが、近年ようやく80点が取れるようになったばかりです。まだ成績は安定していません。
ここに毎回0点の北が吸収されるのです。
ゲルマンとコリアンの比較は不可能です。
以下は万が一統一された場合の簡単なシミュレーションです。
ソウル等の大都市に北からの難民(?)が流入。
当初は狂喜乱舞して歓待するが失業問題で治安は乱れる。
徹底的に怒りをぶちまける民族性から抗議の焼身自殺が頻発。
聖職者らが自らガソリンをかぶり殉教。
一般市民は略奪や放火、レイプ等の不法行為に走る。
警察は無力となり戒厳令が発動。
夜間外出禁止となり治安は回復。
次の問題は経済です。
韓国経済の原動力は潤沢な外資です。
海外からの投資マネーで成り立っているのです。
しかし暴動が起こり戒厳令が発動され、今後80点の成績は到底維持出来ない新生コリアンに投資を続ける理由はありません。
既に韓国へ投資した資金の回収は不可能です。
韓国企業の株券は紙切れ同然です。
海外からの投資を失った韓国経済は即座に破綻するのです。
スーパーや商店は破壊されます。
工場は炎と煙を上げる中、ソウル等の大都市は失業者で溢れる光景が世界に配信されるでしょう。
これは架空の絵空事ではありません。ギリシャ危機やリーマンショックを遥かに凌ぐコリアンショックが世界を襲います。世界恐慌にまで発展する可能性すら否定出来ないのです。
日本ではあまり知られていませんが、世界中で広く知られた最悪のシナリオであり、極めて現実的なシミュレーションなのです。
これを避ける為には統一の先送りしかありません。解決策はないのです。
共産主義国家でありながら、未だに3代にもわたる王朝が続くのも北朝鮮に崩壊されては困るからです。
ベルリンの壁が崩壊したような歓喜に沸く光景の再来は、将来を見据える事が出来る人達には悪夢以外の何物でもありません。
いずれは起こるであろう朝鮮半島の統一ですが、何とか避けたい、何としても先送りしたいという国際社会の願望が金王朝を生き残らせているのです。
ここまではほぼ1年前に書き込んだ物です。(フォーマットがバグったようで読みづらくて申し訳ありませんでした)
この数ヶ月で閲覧数が倍増しました。水爆実験の影響なのは明らかです。
張成沢抹殺から既に2年が過ぎました。その間、北の生命線である中国は韓国に接近し北には冷酷な姿勢を貫きました。張成沢という最大のパイプを一方的に切り捨てた金正恩に対する中国の怒りは極めて強かった事の証左です。
そしていよいよ切羽詰まってしまったようです。
国際社会を手玉に取るような経験もスキルもない未熟者には国家の存亡を打開する術はないのです。優秀な参謀も見当たりません。イエスマン以外は遠ざけられたのでしょう。
まだまだ先だと考えていましたが、その時が間近に迫ったのかもしれません。
マッチポンプという手法で関係各国から利益を得るという金日成国家主席の成功体験に学んで、毎回同じパターンを繰り返してきた北朝鮮でしたが、ここに来て完全に行き詰まったようです。
ひょっとするかもしれません。どうにか生かさず殺さず現状維持を続ける以外にないと信じて来ましたが、遂に朝鮮半島情勢に大きな変化が生じる時が来たような不安感に苛まれています。
万が一の時には、日本も大きな影響をまともに受ける事は避けられません。
韓国から大量の難民が押し寄せる事は既に書き込みました。銀行には在日韓国人朝鮮人が群がり、我先にと取り付け騒ぎが発生させるでしょう。日本中がパニックになる可能性もあります。
しかし我々日本人は冷静に対処するべきです。
その波は余りにも大きく、個人ベースで乗り越えられる物ではありません。銀行に駆け込んだところでたかが知れています。ともかく落ち着いて軽率な行動は厳に控えて、大人しく我が身を護る事に専念する以外ありません。
いずれは世界中から支援の手が差し伸べられるでしょう。それまでは日常生活に極めて深刻な支障が出ると考えるべきです。
それを乗り越えるには水と食料品の備蓄が不可欠です。今までの日本では考えられない暴動や放火、略奪、レイプが多発する可能性があるのです。
国家非常事態が宣言される事態を覚悟して、一切の外出を控え、自給自足で引きこもる事が最も合理的な対処法になると確信します。
最悪のシナリオに向かいつつある状況です。
決して不安を煽るつもりはありません。しかし今ならばまだ間に合うのです。
阪神淡路や東日本の震災前夜に戻る事が出来たならば、もっと救える命があったでしょう。
今ならばまだ間に合うのです。
落ち着いて冷静に準備だけは整えておく必要があるのです。
警察も機能しない無政府状態に近づくという現実を想定して、自分の身は自分で護る事に専念して下さい。
このまま何も起こらず平和が続き、このノートが「ガセネタ」「目立ちたがりの大嘘つき」「起こりもしない事をもっともらしく吹聴するペテン師」などと罵倒され続けるように祈るばかりです。
ここまではまた1年ほど前に書き込んだ物です。
そして先日正男氏が暗殺されました。
そして今日になって召還中の長峰駐韓国大使を帰任させると発表されました。
トランプ大統領が北朝鮮への軍事行動に踏み切る可能性が懸念されている事が理由の一つです。
しかし数日後にはトランプ習会談が行われます。
ここではトランプが習にブラフをかます筈です。「中国が正恩をコントロール出来ない以上米国が決断しなければならない」などと習にプレッシャーをかけると共に中国人特有のプライドを傷付けるでしょう。
習としては北朝鮮の宗主国の立場を明確にする為にも正恩を抹殺若しくは幽閉して次兄=正哲か妹=与正を4代目に据えて従順な傀儡政権とする筈です。
少々楽観的に過ぎるとは思いますが、正恩の暴挙にはもうこれ以上付き合う訳にはいきません。
既にトランプは意思表示してしまったのです。
そして次は中国です。ようやく朝鮮半島が元の安定を取り戻す絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。